ストレングスファインダー 原点思考の本質
先ほど閃いてしまった。
厳密には閃きではない。
が、「わかってしまった」をもう少し上品かつ格好良く表現したかったのだが今の私の語彙では出来なかった。
つまりお馬鹿なのだが、まあそれは良い。
ストレングスファインダーにおける原点思考とは、本来はContextという名前である。
本来は、と言うのも、Gallup社はアメリカの企業だからである。
当然アメリカ企業の母語はアメリカ英語である。
即ち、ストレングスファインダーはアメリカ英語で理解することが、最も彼らの意図に近い理解となる。
さて、原点思考である。
Context、である。
私の英語力は社会的な平均値にすぎない。よってGoogleに頼る。
頼ると意味は色々あるが、「文脈」が本質的な意味と取れる。
語源は「con(共に)」+「text(織る、織られたもの)」、らしい。
そう、様々な人や事情達から共に織り成されたもの、なのだ。
始まって、共に織られ、成され、今に至り、その先へと繋がっていく、と解釈できる。少なくとも今この瞬間の私はした。
文脈という意味、前後関係・事情・背景・状況という意味たちも納得がいく。
となれば原点思考という日本語名称にも納得はいく。ただし、飛躍していてわかりづらいな、とも思う。
文脈思考と捉える方が私はしっくりする。
文脈を捉える、辿ると考えれば、流れ・何故今そうなのかという背景、前提、気持ち、経緯に思いを馳せる行為であると理解できる。
最終的に行き着く先は何処か?
最初。原点である。
今この瞬間に対し「何故か?」と辿り分析し続ければ、辿り着くのはスタート地点、原点であり本質である、と言える。
なるほど、原点思考という日本語名称は正しい。
最終的にそうなる。恐らく原点思考の持ち主が名付けたのではないか?感じる。
私は原点思考が2位だが、そうでなければこの考えに辿り着けなかった気がする。
しかしわかり辛い。何故原点に至るのか?ということで、Contextという言葉を素直に受け止めて、文脈思考と解釈した方が良いと私は思う。
文脈思考と考えればわかりやすいし、自分の特性にも納得がいく。
そもそも今私は、ストレングスファインダーとは全く関係ない行為をしている最中だった。
ガストで赤ワインを飲みながら「残酷すぎる成功法則」という本をKindleで読んでいる最中である。
この本は過去の事例と、様々な研究結果をエビデンスにして、人はどうあればより良い結果を得られるのか?を解明していく本である。
一言で言えば世界全体の事例からケーススタディで学ぶ本である。
この本は長い。
私の感想だけでなく、そもそも訳者が長いと思っている。
序文で「この本の趣旨的にエビデンスたっぷりだから長いよ!ごめんね!でもご容赦!てへぺろ!」という趣旨のお断りが入っている。当然の結果と言える。
様々な事例とエビデンスが並んでおり、内容・話題も短めで、次々に変わる。
「この本の情報」によると紙の本にして445ページであり平均読了時間は7時間44分のようだ。
さて、このケーススタディというのが重要で、原点思考の持ち主は歴史から学ぶことをGallup社からアドバイスされる。
実際、原点思考2位の私はこの本を読んでいて楽しい。
長い本は好んでいないが、この本は読んでいて楽しい。
歴史から学ぶ、というと大仰だが、平たく言えば過去である。
事例や研究結果は過去に起きた・行われたことである。
よって歴史から学べ、というのもわかり辛い。
時間で言えば1秒前も過去である。歴史も事例も研究結果も、全て過去の営みである。
要は原点思考の持ち主は、ケーススタディをしろということなのだ。
話が飛んできたが、私は本を読んでいる最中にふと、今読んでいる本の特徴と、何故面白がっているのかに思いを馳せた。
結果「あれ?これが原点思考人の学び方?」と思い、「そう言えば原点思考は本来Contextだったな」と思い、「Contextって具体的になんだっけ?訳じゃなくて、本質的な意味や語源は?」と思い、調べ、アハ体験的に「そうか!」と思い、衝動的にこれを書いている次第である。
今この部分をしたためている瞬間は土曜の23:54であり、夜中に一人で楽しそうだなこいつ、という感じである。
さて、雑談はそこそこにして、まとめたい。
原点思考は文脈に思いを馳せて辿っていく思考・性質だと思う。
結果、辿り着くのは原点である。
「辿り着く」以上はその過程で、今に至るまで、も理解が進む。
過去に執着しているのではない。
目の前をきちんと理解したいのだ。それを「これから」に繋げたいのだ。
順番的に「未来」が後になるだけで、「これから」の為に「今まで」を理解したいのだ。
私は原点思考が2位である。
私個人に関して言えば、私にとっての原点思考はこういう性質である。
原点思考は少数派らしく、なかなか理解されないかもしれないが、私は誇らしく思っている。
大事にしていきたい。